2012年3月29日木曜日

伊達ダイアログセミナー 丹治伸夫さん(福島県医師会常任理事、わたり病院院長)Nobuo Tanji, Fukushima Medical Association, Watari Hospital

伊達ダイアログセミナーでの発表を1つ公開します。日本語のみです。
Here you will find another presentation at Date Dialogue Meeting.  These slides are in Japanese only.

英語に翻訳していただける人を公募します。ツイッターのハッシュタグ、#エートス訳 、もしくは #エートス でご相談下さい。調整します。
If anybody is willing to translate these into English, please contact us at twitter hash tags at #エートス or #エートス訳 .
 
丹治伸夫 福島県医師会常任理事、わたり病院院長
Nobuo Tanji, Fukushima Medical Association, Watari Hospital

2012年3月26日月曜日

伊達ダイアログセミナー 籔内潤也さん(NHK報道局科学文化部)Junya Yabuuchi, NHK

伊達ダイアログセミナーの発表、NHKかぶんさんの日本でのマスメディアについてのもの,
を公開します。
Here is another presentation at the Date Dialogue Meeting.  This is an analysis of the situation of mass media by the science and culture department of Nippon Hoso Kyokai (Japan broadcasting corporation, NHK).
これは、日本語スライドしかありません。福島のエートスでは、これらを英語に直していただけるかたを公募します。いつもと同じように、ツイッターの #エートス もしくは、#エートス訳 ハッシュタグにご連絡下さい。作業を調整します。
This presentation is in Japanese only.  We, ETHOS in Fukushima, are asking you to participate in the volunteer translation team.   As we always do, please contact us at twitter tag #エートス or #エートス訳.  We will coordinate the work to be done.
籔内潤也 NHK報道局科学文化部
Junya Yabuuchi, NHK

エートスいわき議事録0318


エートスいわき議事録20120318

(↑クリック:Googleドキュメントにアップロードされているファイルが開きます)

3月18日行われたエートスいわき会合の議事録です。(作成:@m_aber)

2012年3月25日日曜日

いわきでのエートス活動について

いわきで、現在進めている活動は、昨年の9月に田人地区で、安東量子(福島のエートス代表)が自主的に開いた、放射線に関する勉強会がきっかけになっています。
 この勉強会は、一方的に講師の話を聞く講演会ではなく、住民が専門家の先生に疑問に思った事を自由にぶつけられる、対話型の企画としました。
 福島県内、いわき市内に暮らす一人の住民として、原発事故後の放射能を巡る混乱をなんとかできないか、という思いからでした。

 ※この経緯については、以下の論文の中にまとめてあります。
      ・「情報社会での原発・放射線情報の共有改善と大学の社会貢献に関する考察」

 この勉強会は一度開いただけですが、一度だけでは、どうにもならないことを強く感じ、継続的な活動をする必要性を感じていたところ、久之浜出身の友人から、久之浜の小学校でのクリスマスイベント内の一角をお借りして、同様の企画ができる事を紹介してもらいました。
 その企画の様子は、ここに紹介してあります。 
 この企画を通じて、久之浜での放射能の問題が、非常に切実な事を実感しました。
 この時は、講師の先生はお招きしなかったのですが、この企画の時にも考えていたのは、「安全/危険」の線引きをする事ではなく、自分達自身が直面している問題が何であるのかを、自分達で知り、考える契機を作りたい、という事でした。
 
  その後、別地区の線量計測活動をされている方から、自分のお住まいの地域内で、放射能に関して、専門家の先生に尋ねる機会を作ることができないか、というお話を、久之浜出身の友人を経由していただきました
 9月に開いた勉強会の後の経緯から、専門家の先生との繋がりができていましたので、私でお役に立てるなら、ということで、新たな企画を立てさせていただくことになりました。
 これまでの経験から、一度限りの企画では、納得いく結果が出せないことはわかっていますので、継続的な企画とさせていただくご提案をさせていただきました。

 最初は、ごく個人的な、私一人の行動でしたが、続けていく過程で、同じいわき市内の中で、また、ネットの上でも、手伝って下さる方達が出てきました。
 私たちが、企画を通じて行いたいことは、そこにお住まいの方たちが、これからどうするのか、自分達で判断し、対処できるようにするためのお手伝いをする、ということです。
 「安全/危険」の判断を押しつけたり、自分達の主張を広めるための活動ではなく、同じいわき市内に暮らす住民として、より大変な状況の地域の方のお力になれれば、と思っています。
 一緒に手伝ってくれている仲間達も、皆、同じ思いです。

 まずは、何が問題なのか、専門家の先生を交えて、地元の方達のお声を聞かせていただくところからはじめたいと思っています。


 不明な点は、直接、お問い合わせ下さい。
 メールアドレスは、ethos.fukushima@gmail.com  
  twitter アカウント @ando_ryoko です。
 

 福島のエートス(エートスいわき)代表 安東量子


OECD NEA CRPPH, 21-23 Mar 2012, Presentation of Mr Lochard

先日行われた、OECD(経済協力開発機構)のNEA(原子力機構)のCRPPH(放射線防護•公衆衛生委員会)で行われた、ロシャールさんのスライドをいただいたので、公開します。この発表は、先日の伊達ダイアログセミナーを含む、福島でのICRPのダイアログセミナーの経過をOECDのNEAに説明したものです。

The Fukushima Dialogue Initiative (Jacques Lochard) (English PDF)

スライドは英語ですが、9−12ページは、エートスの私たちの話で、13ページ目には、このウェブサイトを紹介していただいています。ご覧になって下さい。

2012年3月23日金曜日

Date Dialogue Meeting - Iossif Bogdevich, Zoia Trafimchik, Astrid Liland, Haavard Thorring

伊達ダイアログセミナーの発表を更に4つ公開します。
Here you will find four more presentations at Date Dialogue Meeting.

これは、最初の2つがベラルーシでのもの、次の2つはノルウェーでのものです。
First two are of Belarus, the other two are of Norway.

これらは、英語スライドしかありません。福島のエートスでは、これらを日本語に直していただけるかたを公募します。いつもと同じように、ツイッターの #エートス もしくは、#エートス訳 ハッシュタグにご連絡下さい。作業を調整します。
These presentations are in English only.  We, ETHOS in Fukushima, are asking you to participate in the volunteer translation team.   As we always do, please contact us at twitter tag #エートス and #エートス訳.  We will coordinate the work to be done.


ヨセフ・ボグデビッチ ベラルーシ科学院
Iossif Bogdevich, Research Institute for Soil Science and Agrochemistry of National Academy of Sciences of Belarus

ゾイア・トラフィムチク チェルノブイリ原発災害問題ロシア・ベラルーシ情報センター
Zoia Trafimchik, Belarusian branch of Russian-Belarusian Information Center on the Problems of the Consequences of  the Catastrophe at Chernobyl NPP

アストリッド・リーランド ノルウェー放射線防護局
Astrid Liland, Norwegian Radiation Protection Authority

ハーバード・トーリング ノルウェー放射線防護局
Haavard Thorring, Norwegian Radiation Protection Authority

伊達ダイアログセミナー 安井至さん(製品評価技術基盤機構)、河野恵美子(コープとうきょう理事)、鈴木克昌さん(福島県除染対策課課長)-- Itaru Yasui, Emiko Kouno, Katsumasa Suzuki

伊達ダイアログセミナーでの発表を3つ公開します。
Here you will find three presentation at Date Dialogue Meeting.

これらは、全て日本語の発表しかありません。
These slides are in Japanese only.

英語に翻訳していただける人を公募します。ツイッターのハッシュタグ、#エートス訳 、もしくは #エートス でご相談下さい。調整します。
If anybody is willing to translate these into English, please contact us at twitter hashtags at #エートス or #エートス訳 .


安井至 製品評価技術基盤機構
Itaru Yasui, National Institution of Technology and Evaluation

 
河野恵美子 コープとうきょう理事
Emiko Kouno, Co-op Tokyo

鈴木克昌 福島県除染対策課課長
Katsumasa Suzuki, Fukushima Prefecture

2012年3月21日水曜日

伊達ダイアログセミナー 田中俊一さん(放射線安全フォーラム)Syun-ichi Tanaka (Radiation Safety Forum)

伊達ダイアログセミナーでの田中俊一さん(放射線安全フォーラム)の発表を公開します。
This is the presentation of Syn-ichi Tanaka of Radiation Safety Forum.

日本語、英語の発表原稿がありますが、内容は同一の物です。
Japanese and English presentations have the same content.

田中俊一 放射線安全フォーラム
Syun-ichi Tanaka Radiation Safety Forum


2012年3月20日火曜日

福島のエートス 会則

福島のエートス 会則

本会則は、平成24年3月4日、総会において承認、可決され、同日以降、施行しております。

2012年3月19日月曜日

エートスいわき議事録0304

エートスいわき議事録20120304

(↑クリック:Googleドキュメントにアップロードされているファイルが開きます)

3月4日行われたエートスいわき会合の議事録です。(作成:@m_aber)

2012年3月14日水曜日

伊達ダイアログセミナー 「結論と勧告」Date Dialogue Meeting -- Conclusions and Recommendations

2/25, 26 にかけて伊達市で開かれた ダイアログミーティングの「結論と勧告」を掲載します。
Here you will find the Conclusions and Recommendations of the ICRP Date Dialogue Meeting which took place on Feb 25 and 26, 2012 in Date city, Fukushima.

こちらは、参加者全員の共有物であり、自由に使って良いとの承諾を得ております。
The Conclusions and Recommendations are supposed to be common property of all the participants including us, ETHOS in Fukushima, and we are authorized by ICRP to use them freely.

伊達ダイアログセミナーの「結論と勧告」Conclusions and Recommendations of the second dialogue meeting (Japanese and English, PDF)

なお、伊達ダイアログセミナーでの資料については、私たち「福島のエートス」は、ICRPと共同で公開していきます。資料公開作業に際しましては、ご協力とお力添えの程、何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
From now on, we, ETHOS in Fukushima are going to publish slide materials of the Date Dialogue Meeting, in collaboration with ICRP.  We request your support and participation during the translation and dissemination process.

PS We are planning to reorganize soon so that all the presentations will be on a single page.

2012年3月7日水曜日

共有知 (co-expertise)


ダイアログミーティングの後、Jacquesからこんな長いメールを貰いました。
重要なことと思うので、仮訳つけて共有します。
(私たちに対して、というよりは、私たちを通して、この状況を見ている専門家に対して、という意味合いが強そうです。)

添付のPDFとPPTの翻訳について、仏語クラスタの皆様にご協力頂ければ嬉しいです。
ひとまずGoogle Translateの結果を付けておきます。

添付資料1:EXPERTISE ET GESTION DES RISQUES EN MATIÈRE NUCLÉAIRE (PDF)
https://docs.google.com/open?id=0BzmrGEp7vGRtZzh3X3JFUFJTb2lIMHpkWWpmSE9DUQ
(Google Translate 英語版)
(Google Translate 日本語版)

添付資料2:La communication en situation de post-accident nucléaire :
quelques enseignements de Tchernobyl (PPT)
https://docs.google.com/open?id=0BzmrGEp7vGRtUkcyUHRXTG1Samk2cC1PUkZkSHdQdw
(Google Translate 英語版 前半)
https://docs.google.com/document/d/1yWHh9Scf3e7-uP8yOEc9VtMBpRmHHmWEuCSlgFFlLAA/edit
(後半)
https://docs.google.com/document/d/1SgVav6j5Go1iOYXLKLdP2d68PIG_bRWTxIsIZn_SMzE/edit
(Google Translate 日本語版 前半)
(後半)
https://docs.google.com/document/d/1AX5aCl3ig9Aqh1bn7b6eSaI7bzCcQ0TJV_5c9bfsNkA/edit

以下、メール本文の仮訳。

あなたの国のこと、福島の状況のこと、第2回ダイアログミーティングのことが、どうしても心から離れません。11月の最初のミーティングのときはそんなことはなかったので、なぜかを考えています。

大きな違いは、安東さんをはじめとして、あなた方多くの人々に会い、情報や、ミーティングでのプレゼンや議論に留まらない、今後についての考えを共有できたことだと思っています。私にとっては、状況を違う視点から見る機会になりました。これまでは、私は、大きな河で人を岸から岸に運ぶ、渡し守のように感じていました。あなた達はエートスについての質問をし、私はできるだけ最適な答えと、関連する資料を返してきました。今は違います。私は、旅の仲間と共に、歩くことで出来上がった道を帰る途中のように感じています。日本にいた数日の間に聞いたことを、何度も繰り返し考えています。ベラルーシでのETHOSは、どこか未知の土地への旅の、一つの段階に過ぎなかったような予感がしています。

伊達でのダイアログミーティングで一つはっきりしたことは、科学者や専門家が、人々の心配事や質問の意味を聞くことの難しさです。多くの講演者や出席者、特に専門家は、ミーティングの席で、被災地域における情報やコミュニケーションを挙げていました。彼らは、人々への知識普及や理解させることの難しさを訴えていました。しかし、専門家の古典的な姿勢は、人々を教え導くというものです。専門家は、普遍的・中立な立場をおしすすめることで、自分たちが正しいと感じることができます。確かに、現象を司る法則(物理的、化学的な)についてはその通りですが、対策を導くための条件・基準を定めるためには、そうではありません。(その条件や基準は、物理や化学の法則だけではなく、主に社会経済的な折衷を反映した、社会的・倫理的な価値から作られます)この難しさは、私の今の考えでは、人々の不信を克服し、状況を制御していくための関与への支持を得ることに対する、大きな障害になっていると思います。大量の資金や技術的な資源を投入しても、人々の意気込みはついてきません。ベラルーシで私たちが知った、不信、見捨てられた感覚、状況に対する誤解、制御できていないという感覚、そして怒り・・・といった要素は、多かれ少なかれ今回も存在します。

専門家にとって、自分の専門性とは逆の方向から、被災地域の人々の視点に立つことがどんなに難しいか、私にはよく分かります。私たちも、ETHOSプロジェクトを進める中で、専門家としての「古典的な姿勢」を捨て、私たちが名付けたところの「共有知(co-expertise)」に、人々とともに取り組んでいけるようになるまで、長い時間がかかりました。しかし、私は、「福島のエートス」が、今後数ヶ月の間に、回復活動に関わる専門家の間での気づきを促進すること、そして人々の生活環境を改善するための貴重な数ヶ月を得られること、に対する重要な役割を果たすことになると思います。今ここでは話しませんが、既に福島のエートスに注目し、正しい方向に向かおうとしている専門家(リスクコミュニケーションやリテラシーを現状の困難を乗り越える手段として提唱しているが、いまは人々の共感をなかなか得られないでいる)が数人います。

「古典的な」科学的専門性と、多元的な意味での専門性、また「共有知」の違いについて、数年前に私が書いた論文を添付します。フランス語ですが、日本語への翻訳は、専門家にとって進むべき道を見つけるための助けになると思います。(翻訳の必要性はお任せします)また、メッセージを伝えることについてのETHOSとCOREでの経験から、非常時コミュニケーションを受け持つフランスの当局担当者に対して行ったプレゼンテーションを添付します。こちらは、この問題に対する別の視点であり、専門家によってはこちらの方が直接的に理解できると思います。

良い週末を。


以下、原文。

2012年3月2日金曜日

エートスいわき議事録0219

エートスいわき議事録 20120219

(↑クリック:Googleドキュメントにアップロードされているファイルが開きます)

2月19日行われたエートスいわき会合の議事録です。(作成:@m_aber)

2012/2/25,26 伊達ダイアログセミナー 福島のエートス 発表 日本語/English

2012年2月25、26日 にかけて伊達市で開催された ダイアログ・セミナーの発表原稿と映像です。
あわせて、発表スライドもご覧下さい。




※音声が安定しないのは、会場マイク不調のためです。ご了承下さい。
映像編集:@canaboon
記録協力:@canaboon @tsukihanako @pinocchio87